森ヒルズリート法人(3234)から分配金が到着しました。
2022年1月期の一口あたり分配金は2,927円でした。
リートは安定期に分配金を出していて安心してホールドできています。
半年ごとに報告書が届くのを楽しみにしています♪
リートとは
リートとはたくさんの投資家から資金を集め、ビルや商業施設、マンションなどを購入して賃料や売却益などを投資家に配分するもので投資信託の仲間です。
証券取引所に上場しており、株式市場で自由に売り買いできるものです。株の要素がかなり大きい不動産投資といった見方もできます。
金額が大きくなりがちな現物不動産よりも、小さな額から投資でき、メンテナンスも比較にならない手軽さは大きなメリットであり、少なくない配当金もまた魅力の一つです。
しかしながら、値動きももちろんあるので株式投資の要素が大きいものです。
手軽に始められる不動産投資という見方も
森ヒルズリート投資法人とは
そんなリートの中でも、森ヒルズリート投資法人は、東京都心部を中心とする都市への集中投資を行うことにより、運用資産の収益性を目指しているリートです。
主に東京都港区が多く、優れた環境性能を有するオフィスビルなどを所有しています。グリーンビル認証を取得した物件比率は93.5%とかなりの高水準となっています。
配当重視の運用を基本方針に掲げていて、現在では23期連続で増配中です。
長期発行体格付は「AA」(安定的)とされています。直近では日本銀行が森ヒルズリート投資法人株式の変更報告書を提出(買い増し)していたことが知られています。これで日本銀行の森ヒルズリート投資法人株式保有比率は、6.02%となりました。
こんな優良リートを個人投資家もネットで気軽に買えるというのはいい時代ですよね。
ポートフォリオ
東京都に多くの物件が保有しているこのリートですが、特に港区の物件が多くなっており資産価値が高いもので占められています。六本木ヒルズ森タワーや赤坂溜池タワー、愛宕グリーンヒルズや虎ノ門ヒルズ森タワーなど、土地再開発によりバリューアップしたビルが多い印象です。
2021年8月には虎ノ門ヒルズ森タワーを追加取得して、より盤石なポートフォリオとなっています。虎ノ門ヒルズは超高層複合タワーで、官民連携のプロジェクトにより建築されました。上層には高級ホテルアンダーズ東京が入り、住宅や商業施設から構成されています。
他にはラフォーレ原宿の底地もあります。
これひとつで六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズのオーナーに
六本木ヒルズといえば、少し前のネットバブルの象徴ですが、映画館やショッピングモール、展望台など観光でも行ったことのある方も多くいらっしゃるかもしれません。
数多く都内に建っているビルでも、六本木ヒルズのあの姿は一際際立っており、キラキラ(ギラギラ?)していて東京港区のアイコン的存在としても有名です。
このビルの所有権を有しているリートを購入するということは、六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズのオーナーになったも同然なので、なんだか楽しいです。
これほど所有欲を満たしてくれるものはなかなかないのではないでしょうか。
次回予想分配金
次回32期(2022年7月)の予想分配金は3030円と増配予定です。
そしてその半年後の33期(2023年1月)の予想分配金は3,040円とされています。
こちらは2010年から23期連続増配をしていて、米国企業のような腰の強さがあります。
11.5年間で122.6%増加しており着実な成長を見せております。
これからの将来性も期待できますのでしっかりホールドしていきます!
安定の配当金で枕を高くして寝られるね