こんにちは。おかねDIYの「いーさん」です。
この記事ではETFの積み立て設定を実際の画面をお見せしながら解説していきます。
アメリカ株を買いたいけれど、どのようにすればいいかわからないという方や、投資はしたいけれど、仕事や家事が忙しくて毎日やっていられないという方に参考になるようにご説明しておりますので、最後までご覧いただければ幸いです。
一回設定すれば、あとはほったらかしていても積み立てしてくれます
投資のハードルが高い人にこそオススメだね
1.定期買い付けとは
毎月、自分の設定した日に設定した数だけ、自動的に株式を購入できるサービスです。
投資信託では前からある方法ですが、ETFや単現株となると自分で毎回買う必要がありました。このサービスにより、仕事や家事で忙しくても忘れることなく毎月つみたて貯金のように株式を購入することができます。
配当金が出るETFを積み立てることによって、日々右肩上がりのチャートを自動で作り上げられるのはとても魅力的です。
しかも、NISA口座でも定期買い付けできるので、自分自身のまさに「おかねのなる木」を育て上げることができます。
間違いなく現代のネット技術の恩恵を受けているサービスだと思います。
世界中の優良な商品を、自動で非課税制度も使いながら運用できるなんて本当に良い時代ですよね。
こんな人にオススメ
- 仕事・家事が忙しくて市場の動向をみていられない
- 投資に時間を割きたくない
- 長期的な投資を考えている
- できるだけ手数料を払いたくない
- 少しでも日々の生活を良くしたい
こちらに今回のほったらかし投資の説明をしておりますので、こちらもどうぞ。
2.証券口座を作る
投資をしよう!と思い立ったら、なくてはならないものは証券口座です。
富の源泉の証券口座は赤ちゃんの時から作っていいと思っています。
金融教育がなかなかされてこなかった日本では、今でこそ開設している人が多いとはいえ、まだまだ証券口座はどこがいいというような話を友達同士でする雰囲気はありません。しかしながら貯蓄から投資への政府の合図のもと、近年の証券口座開設数は右肩上がりです。
私たちの親世代は、街の一等地に立っている証券会社に出向いて口座を開設していましたが、今はネットでポチポチするだけで口座が作れてしまいます。
かくいう私はサラリーマンになって、貯蓄以外にも何かしないと思い、某銀行の窓口で定期預金の積み立てと手数料3%の外貨建て投資信託を購入するというカモネギくんでした。
半年後、自分で本など読み漁り、善良な羊をカモネギにされたことに憤慨&恥じらいながら銀行窓口で買い付け停止の手続きをしました。その後はネット証券に切り替えたのもいうまでもありません。
損はしていませんが、無駄な手数料を払って購入&保持していたことは損をしていたのと同じで悔しかったですね。だって、誰も教えてくれなかったんだもん。学校で教えて欲しかったな〜。友達同士でそんな話をすることもあまりないですしね。
話は逸れましたが、結論からするとオススメの証券会社はSBI証券か楽天証券です。
2つのどちらも良質な商品を取り扱っているので、どちらを選んだとしても問題ありません。今回はSBI証券verなのでSBI証券の開設を下で簡単にご紹介しておきます。
3.お金の流れを作る(給与→証券口座)
自動化させる3つの方法
毎月自動でETFを買い付けるためには、証券口座にあらかじめお金を入れておく必要があります。ここでは大きく3つの方法をご紹介します。
- 銀行引き落としサービス
- SBIネット銀行からSBI証券口座へ自動振込設定
- ご自身の銀行からSBI証券へ自動振込設定
結論からいうと、オススメは②のSBIネット銀行から自動振込設定をすることです。
1つ目は銀行口座から毎月自動的に引き落としして買い付けできる「銀行引き落としサービス」を使用する方法です。これはガスや電気などの公共料金のように、普段使っている金融機関から自動引き落としをします。わざわざ証券口座へ入金する手間を省くことができます。
2つ目はSBI証券に入金専用の口座を開設し、SBIネット銀行からSBI証券口座に入金することにより、間接的にSBIハイブリッド預金に入金する方法です。
3つ目は同じくSBI証券に入金専用の口座を開設し、現在使用しているご自身の銀行からSBI証券へ自動振込設定をすることです。
①給与口座から証券口座に銀行引き落とし設定
銀行口座から毎月自動的に引き落としをして、ETFや株の購入に必要な代金を確保する方法です。
利用できる金融機関がとても多いことから比較的簡単に設定できます。
この方法のデメリットは入金までにタイムラグが生じるので、資金効率が少し悪くなるという点でしょうか。
メリットは誰でも簡単に設定が可能ということです。
大手銀行はもちろんのこと、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫やネット銀行と幅広いのでほぼ全国どんな地域にお住まいの方でも、新たに銀行口座を開設することなく、ご自身の現在の給与口座から直接証券口座に資金を毎月定額移動させることができます。
私はしばらくこの方法をとっておりました。
手軽でしたが、引き落としのタイミングと入金のタイミングがわかりづらいことから、現在は下のやり方に変更しました。
②SBI銀行を開設してSBIハイブリッド預金から自動振り込みさせる
この方法は一度設定さえすれば、一番簡単で普通預金より高い金利が付くのでおすすめです。
①SBI証券の入金用口座を作る
②SBI銀行からSBI証券口座へ自動振込設定をする
SBIネット銀行を開設している方であればこの方法が簡単に設定できると思います。
私はなかなかこのやり方に辿り着くまでに苦労しました。
わかってしまえば簡単なんですけどね(^^;;
SBIのよくある質問のサイトにもありますが、
質問「SBIハイブリッド預金口座へ直接入金することは可能ですか?」
答え「直接ご入金いただくことはできませんが、以下の方法でSBIハイブリッド預金口座へのご入金が可能です」
とあります。
その方法とは【住信SBIネット銀行の円普通預金代表口座からの振替】と【SBI証券口座からの自動振替】の2つです。円普通預金代表口座の振替は、自動ですることができず、一度ネットにログインして自分で振込する必要があります。今回のようなお金の流れを自動化する方法には向いていません。
そこで【SBI証券口座からの自動振替】の方法を使います。この方法では証券口座に一旦入金されるものの、証券口座で使われなかった分については翌営業日付で自動振替されることにより入金が可能となります。
これにより、常にSBIハイブリッド口座にETF買い付けのための資金をプールさせることができます。
ちょっと何言ってるかわかんない
SBI銀行のハイブリット預金は、「投資する時に便利で、お金を置いておいても金利が高いしお得だよ」って話です
③現在使用している銀行から振り込みする
この方法のメリットは面倒の少なさです。
デメリットは手数料がかかることがあるという点です。
①SBI証券の入金用口座を作る
②自分の現在使用している銀行からSBI証券入金用口座へ自動振込設定をする
結論
やはりおすすめは、③のSBI銀行から自動振込設定をすることです。
4. 積立設定をする
SBI証券に総合口座を開設し、証券口座に自動入金する仕組みを作ってしまえば、あとは積み立ての設定をすれば完了です。
スマホからでもスマートフォン用サイトではなく、文字が小さくて見づらくてもPC版のサイト表示にする
現在は毎月の自動積立設定はPCサイトからが便利な模様
この辺が見やすくなれば利用しやすいんだけど、今は頑張って設定するわ!
外国株式取引口座を開設する
証券口座の開設と入金or入金設定まで済ませたならば、最後に「外国株式取引口座」を開設します。証券総合口座だけでは外国株の取引はできません。
ここが初めてだけどわかりづらいのですが、日本の株式を入れる箱とは別の入れ物を用意するイメージです。
すでにSBI証券に口座を持っていればすぐに口座開設することができますのでご安心ください。
①「外国株式」をクリック
②「外国株式取引サイト」をクリック
③確認書類に目を通して「承諾する」をクリック
サイトにある確認書類に目を通して「同意して次を」を押すと確認画面が出てくるので、「承諾する」をクリックすれば口座開設は完了します。
たったこれだけですが、この「入れ物」がないと外国株の取引ができませんので、重要なステップです。せっかくNISA口座の開設までしても、ここまでたどり着かない人もいるのはやはり、わかりずらいからですよね(^^;
もう、ここまでくればあとはほんの少し!
以下の通り設定していけば、アメリカ株の自動定期購入が可能となります。
外国株式取引口座ページへの入り方
ここから都度購入もできます。
とりあえず試しに買ってみるのもいいと思います。
スターバックス(SBUXで検索)は74ドルくらい(約1万円)で買えます。明日から街を歩いてスタバを見るたび、「私はスタバのオーナーですよ〜」と心の中でささやけます笑。
そして、スタバ株を1株買えば300円くらい毎年配当として入ってくるので、お財布は重く、気持ちは軽くなります。
米株定期買い付けページへの入り方
①「取引」をクリック
②「定期買付」をクリック
私はこのページを探すのに毎回苦労していました。
ボタンが小さくて分かりづらいですが、こちらの画像を見ながら設定していただければと思います。
買いたい銘柄を検索
今回はVTIを購入し設定していきます。
ティッカーシンボル「VTI」で検索します。
ティッカーシンボルとは日本株の銘柄コードのように銘柄を識別するためにつけられた記号です。
例
ウォルト・ディズニー・カンパニー「DIS」
コカコーラ「KO」
アマゾン「AMZN」
アップル「AAPL」
短いアルファベットでも、なんとなくどこの会社か分かるものが多いね
6つの設定項目
ここが最後の山場。
本当に最後の設定項目です。
①NISA口座か特定口座を選択します。
一般NISAを開設している方はこちらで毎月積み立てがオススメです
②買付日選択
私は分かりやすいように日付選択コースに設定していますが、曜日にすることもできます。お好みでどうぞ。
③買付日選択
私は毎月1日に買い付けるように設定しています。日付指定コースの場合、自分のお好きな日に設定することが可能です。
④指定方法
株数指定か金額指定を選べます。
余剰資金が豊富な方は金額指定でもよいと思いますが、私はコツコツ毎月積み立てているので株数指定をしています。
⑤決済方法
外貨決済と円貨決済を選べます。
外貨決済の場合、予め円をドルに変える必要があります。最安でドル転する方法もありますが、手間を考えれば円貨決済が良いと思います。
⑥設定株数
上で設定した購入タイミングの時にいくら買うかを設定します。
私はちまちま購入派なので、1口としています。ご自身の積み立てプランとご相談ください。
⑦取引パスワード
取引パスワードを入力します。
最終確認をして設定完了
設定を確認したら設定ボタンを押し忘れずに。
設定が完了したら、自分の意図通りに設定されているかを確認しましょう。
このページの設定はいつでも変更できるので、しばらくやってみて、もう少し少なくしようとか、頻度を増やそうとか、いやもう少し多めに積み立てできそうだとなったら、その都度変更できます。この自由度の高さが長く続けられるポイントだと思います。
まとめ
これで晴れて「アメリカETF自動定期購入積立設定」の完了です!
つまり、本当のお金のなる木の自動増殖装置が完成しました♪
特に何もしていなくても、毎月購入できるのは忙しい方にはとても便利だと思います。
毎月資金が増えていくので、それに伴う配当金も毎月増えていくということです。
購入タイミングを自分で考えなくてもいいのも、この方法の地味なメリットだと思います。
投資に費やす時間は極力少なくして、日々の生活を豊かなものにしたいですね。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。^^
できるだけ自動化させるのが継続のコツですね
毎月右肩上がりって素敵だね