おうちづくり日記

【DAY32】 足場・作業床づくり

【転落事故が一番の脅威 保険と思って大きめの足場を作る】

本日は天井作業のために大きめの足場を作りました。

建設現場では転落事故が全事故の3割を占めています。

自分でホームDIYをするのはとても楽しいものですが、危険も隣り合わせであることを認識しておきたいです。

今日は転落を防止するための足場と作業床作りです。


こんにちは。おかねDIYのいーさんです。

このブログでは、貯蓄と投資、今のお金の使い方と将来とのバランスを模索し、その中での発見を情報発信しています。

その一環で、安く中古の戸建てを買って修繕し賃貸するため、現在リフォームにチャレンジしています。

今日の作業のポイントは”どこまで安定性を求めるか”でした。

少しでも不安があった箇所には部材を取り付けました。

この記事では足場と作業床作成の作業内容を記録したため、材料代はかかりましたが、転落して骨折するよりは100倍マシですもんね。

天井や柱の作業をする際に必要な足場を作る参考になると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

いーさん

これから天井の高所作業に移ります

かんな

高いところから落ちないでね!

今日の作業内容

足場作り

今日はこれから本格的に行う内装作業のための下準備です。

これを作ります。

足場・作業床作り

ポイント

  • 不安だと思ったら部材をつけちゃう
  • 病院に50万円払うくらいなら、保険代として足場は確実なものを作る

作業床を作るにあたって重要なのは、不安な箇所があったら確実にそこを潰すことです。

もしかしたらグラつくかもな〜と思う部分には木材を取り付けて不安を取り除きます。

ビスも不安であれば何箇所か取り付けていきます。ちなみに労働災害の中で一番多いのは墜落・転落です。

◆はしご等に関する死傷及び死亡者数

引用:厚生労働省 島根労働局資料

労働者死傷病報告によると墜落・転落による休業4日以上の被災労働者数のなかで「はしご等」は墜落・転落災害の原因で最も多いです。毎年30人弱の労働者が「はしご等」からの墜落・転落により亡くなっているとのことです。

DIYで死亡・大怪我をしては楽しいものが悲しいものになってしまいます。

できることはやっておきたいものです。

しかしながら、不動産経営を考えると、できる限りコストは抑えたいものです。

されとて、一番の資源である自分の身体が使えなくなってしまってはどうしようもありません。

保険は怪我をしてもお金が出るだけですが、怪我は防いではくれません

ケガそのものを防ぐためにはケガそのものの原因を断つ必要があります。

いーさん

『自分こそを最大の資本にせよ』だね

かんな

安全性も作業効率も飛躍的に向上!

高所からの転落では確実な足場が推奨されています。労働局では、はしごや脚立の使用自体を避けるようにと呼びかけているようです。

つまりそもそも脚立を使うのではなく、それ以外の方法で高所作業をしなさいといっているのです。

では、どうするのか? 

それは墜落の危険性が相対的に低いローリングタワー(移動式足場)、可搬式作業台、手すり付き脚立、高所作業車などだそうです。

しかし、プロではあるまいし移動式足場などは家での作業では用意できません。

そこで、ないなら作ってしまおうということです。

材料代はウッドショックとコロナショックにより高騰しており、1万円くらいとなってしまいましたが、骨折や死亡することに比べたら即支払う金額です。

しかも材料はどんなホームセンターでも売ってるDIYの1×4材です。

そして、安全性だけでなく作業効率も飛躍的に増加します。

なにしろ普通の脚立では一回の作業範囲はせいぜい1平方メートルあればいい方ですが、この足場はコンパネ分の面積があります。

しかも簡易柵つきです。

足元には作業台の端がわかるように段差も取り付けました。

まさにプロが使う高所作業台のよう♫

厚生労働省労働基準局 平成30年事故の型別労働災害発生状況

https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000509812.pdf

厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署

はしごや脚立からの 墜落・転落災害をなくしましょう!

http://www.koga-kyokai.jp/img/hasigo1.pdf

DY内装でヘルメット?

これまでの内装作業で何回か頭をぶつける機会がありました。僕みたいなおっちょこちょいの人には、高所作業でなくてもヘルメット装着がおすすめです。

その際もヘルメット装着のおかげで、たんこぶひとつ作らず安全に作業出来ております。

軽くて墜落にも対応していて、サンバイザーも付いていて電気工事にも対応できる全部入りのヘルメットを被っています。6,000円くらいでネットで購入しました。

作業ヘルメット

シールドヘルメット 土建 防災 谷沢製作所 エアライト内装【作業用・工事・電気用ヘルメット】谷沢製作所 タニザワ ST#161VJ-SH 蜂の巣ヘルメット TANIZAWA 発泡スチロールなし PC製 アメリカン 透明ひさし付き クリアバイザー シールド付き 簡単サイズ調整 雨だれ防止溝付。

https://www.tanizawa.co.jp/products/helmet/helmet-airlight/st161vj-sh-epa

使う材料

  • 1×4 DIY材  8〜12本(2台繋げるなら24本)
  • 3.8 x 41 コースレッド(木工用ビス)いっぱい
  • ↓↓2台つなげるなら以下も欲しいです↓↓
  • 12mm 針葉樹合板 1枚
  • ロープ 14メートルくらい
  • 適当な角材 3x3cmくらい 4本
丸ノコがあると便利。ノコギリでもいけます。

足場レシピ

  1. 足場の高さを決める
  2. 1×4材を切る
  3. コースレッドでねじ止めする
  4. 天板を乗せてねじ止めする
  5. 角材を取り付ける
  6. ロープを這わせる

切ってしまえば簡単です。

下穴を空けないとひび割れしてしまいます。面倒でもやったほうがよかったです。
ビスで留めていきます
T字にします

基本は1×4材をTの字にして、それを組み合わせてスノコ状にしてから足を作ります。

不安であればさらに補強してもいいでしょう。

逆T字にして並べます
サイドの木をあててみてどこで切るか決めます。
丸ノコで木を切断

ビスどめします

60センチの高さにするために足を4本用意します
足をつけました

2本では不安だったので足はトータル7本になりました

センターにもつけました

私は不安だったので結局DIY材を24本も使ってしまいました。

当初は3本のみの予定でしたが、最終的には4本x2でコンパネが乗る大きさになりました。

ロープをつけるために4隅に角材を取り付けます。

そして、四隅に小さな棒をつけただけでしたが、最終的には太めの棒を設置してロープを這わせるまでにいきつきました。

コンパネの端には小さな木を取り付けて、ここが作業台の端だということを足の感覚で認知できるようにしました

この微妙な高さが重要!

この端につけた小さな木があるかないかだけで、感覚的にもう危ないところだなと足で感知することができました。

この感覚は危険予知の面からとても重要なものであるとともに、安心感ももたらしてくれます。

ぜひお試しあれ。

最終形態

これで足場ができたので、天井作業をガンガン行っていけます★

お会計

材料費 

  • 1×4材 415×24=9,960円
  • 針葉樹合板 1200円
  • ロープ 200円
  • 角材 300×4=1200円
  • 適当なビス 3.8x41mmなど 300円位

合計12,860円

ちなみに、本格的な足場を買うなら¥147,200

長谷川工業 ミニジッピー シルバー W158×D68×全高251cm JAS-ZS140M

https://www.hasegawa-kogyo.co.jp/product/product.php?id=881

今日のまとめ

作業のポイント

  • 怪我を防ぐことにはお金を使う。最優先の投資。
  • 不安なら部材を追加

防げる怪我は防ぎたいものですね。

ちょっとの手間で作ってしまえば、天井作業や壁の上の部分の作業に最適です。

かんな

安全性も作業効率も飛躍的に向上!

ちょきんぶた

これが本当の保険代っと。

皆様の何かの参考になれば幸いです